皆さん、こんにちは。Sanraku Soroban School 日本橋校の菊地です。今日は、私が長年そろばん教育に携わってきて感じていることをお話しします。
🔷「できない子」は存在しない
「できない子は実はできないんじゃない」―これは私が常々思っていることです。子どもたちがつまずくのは、実は私たち大人の責任なのかもしれません。適切な教育を一人一人見極めてほどこせていないことが、生徒たちを「できない子」にしてしまっているのではないでしょうか。
最近、2桁の計算に苦戦していた生徒がいました。彼女のつまずきを見て、私は大きな気づきを得ました。「子どもがつまずいたのではなく、私たち大人がつまずかせてしまったのだ」と。教え方次第でこの生徒は一度も苦戦することなく、学習を進められたかもしれません。
この気づきから、そろばんの珠の間に絶妙な隙間を設けた新しい教材を作ってみました。彼女はそこからそろばんの珠に指をかけるイメージを得て、2桁の計算を乗り越えることができました。一見些細な工夫ですが、その生徒と同じ課題を抱える他の子たちの理解も深めることができたように思います。生徒をつまずかせないことが1番いいのは当たり前です。ですが、私はその経験から教育者が得られることは決して少なくないと考えています。
🔷「転んでもただでは起きない」精神
私は「転んでもただでは起きない」という言葉を大切にしています。課題を多く抱える生徒に出会うことは、決してマイナスではありません。むしろ、そういった生徒が来れば来るほど、私たち指導者の経験値が上がり、スキルアップにつながるのです。そして、それは余すことなく生徒に還元できるものです。ある意味、一石二鳥だと思っています。
正直に申し上げますと、私は自分に都合よく物事を考える傾向があります(笑)。でも、この「転んでもただでは起きない」精神こそが、多くの生徒の成長を促してきたように思います。
🔷大会成績よりも大切なこと
そろばんを通じて培われる能力は、計算力だけではありません。考える力、集中力、そして何より「自分で考え、挑戦することを楽しむ心」を育てることができます。大会で良い成績を取ることは嬉しいことですが、それだけが全てではありません。むしろ私自身“大会の成績・順位”はそれほど気にしていないのです。本番当日の成績が下がろうが上がろうが関係ない、そこに行きつく過程こそが重要で、日々の努力や成長の過程こそが、本当の意味で大切なのです。そして私たち指導者は生徒以上に成績を意識し、この子の力を伸ばすために何ができるかを考え抜き、実践することがとても大切です。
そろばん教育に興味をお持ちの方、お子様の学習にお悩みの方、ぜひ一度Sanraku Soroban School にお越しください。お待ちしております。
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