茅場町女性鍼灸院
【一日一養】秋の気配をからだで感じる、立秋・処暑・白露を心地よく過ごす暦の養生法
こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
「秋」という言葉の響きとは裏腹に、からだの疲れや不調を感じやすいタイミングでもあります。
今回は、二十四節気の「立秋」「処暑」「白露」という3つの節目を通して、残暑を乗り切り、深まる秋を心地よく迎えるための過ごし方をご紹介します。
立秋、処暑、白露――晩夏から初秋へ移ろう季節の意味
暦のうえでは、8月上旬の「立秋」から秋が始まります。それぞれの節気が持つ季節の意味を紐解いてみましょう。
立秋(りっしゅう / 8月7日頃~): 秋の気配が立ち始める頃。一年の中で最も暑い時期ですが、空の雲の形や夕暮れの風に、ほんの少し秋の兆しが見え始めます。東洋医学では「陽から陰」へと気が切り替わるタイミングとされています。
処暑(しょしょ / 8月23日頃~): 「暑さが終わる(処する)」という意味を持つ節気ですが、夏の間に溜まった疲労が一気に出てくる時期でもあります。
白露(はくろ / 9月8日頃~): 大気が冷えてきて、朝露が草木に白く光って見える頃です。朝晩の寒暖差が大きくなり、本格的な秋の訪れを感じるようになります。
季節の変化に寄り添う「秋の養生」の基本
晩夏から初秋にかけての養生で最も大切なのは、「夏バテのリセット」と「乾燥(秋バテ)への備え」です。
秋は東洋医学で「肺」の季節とされています。
「肺」は呼吸だけでなく、皮膚や粘膜のバリア機能、からだ全体のうるおい調整を担っています。
空気が乾燥し始める秋は、喉のイガイガや肌のカサつき、空咳が出やすくなるため、身体を内側から「潤す」ことが養生の基本です。
また、夏の間に冷たい飲料やエアコンで冷やし続けた内臓は、思った以上に疲弊しています。秋口の冷えは、自律神経の乱れや冬の冷え性にもつながるため、お腹を中心に温める意識が欠かせません。
毎日の暮らしにすぐ取り入れられるセルフケア
夏の間に冷たい飲料やエアコンで冷やし続けた内臓は、思った以上に疲弊しています。秋口の冷えは、自律神経の乱れや冬の冷え性にもつながるため、お腹を中心に温める意識が欠かせません。
「温・温(オン・オン)」の食事意識で冷たい麦茶やアイスはそろそろ、控えめにしていきましょう。
スープに長芋や豆腐を入れたり、生姜やネギなどの薬味を添えると、気血の巡りが良くなります。
立秋から処暑、白露へと向かう時期は、からだが夏の緊張を解きほぐし、秋の静けさへと順応していく大切な準備期間です。
なんとなく身体が重い、気分がすっきりしないと感じたら、それは季節の変化にからだが一生懸命適応しようとしているサインかもしれません。
頑張りすぎず、あたたかいお茶を一口飲んで深呼吸する――そんな小さな養生を日常に取り入れて、豊かで心地よい秋を迎えましょう。
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