茅場町女性鍼灸院
穀雨・立夏・小満を心地よく過ごす大人の養生
こんにちは、茅場町女性鍼灸院です。
春の柔らかな雨が大地を潤し、爽やかな風とともに初夏がやってくる季節になりました。
木々の緑が一段と濃くなり、日の長さにも夏の気配を感じるこの時期は、私たちの心身も活動的なモードへと切り替わっていくタイミングです。
日々の仕事や家庭で忙しく過ごす女性にとって、季節の変わり目は自律神経が揺らぎやすい時期でもあります。暦の知恵を借りて、心と体を軽やかに整えていきましょう。
1.穀雨、立夏、小満の季節
この時期の3つの節目は、自然界が最も力強く成長するプロセスを表しています。
穀雨(こくう):4月20日頃〜 春の最後の節気です。「百穀を潤す雨」という名の通り、植物の成長を助ける雨が降り、万物が潤いに満たされます。しっとりと落ち着いた、春の仕上げの時期です。
立夏(りっか):5月5日頃〜 暦の上での「夏」が始まります。新緑が眩しく、野山が生き生きと輝きだします。湿度が低く、一年の中でも特に過ごしやすく爽やかな季節です。
小満(しょうまん):5月20日頃〜 万物が次第に成長して、一定の大きさに達する(満ち始める)時期です。麦の穂が実り、植物が青々と生い茂る様子に、一安心することから「小満」と呼ばれます。
2.季節に合わせた養生について
春から夏へと向かうこの時期は、東洋医学では「陽(よう)」の気がぐんぐんと高まる時期と考えます。
冬の間に蓄えていたエネルギーが外へと向かうため、気持ちが前向きになる一方で、体の「熱」を逃がす力が弱まり、のぼせや不眠、イライラを感じることもあります。
また、穀雨から小満にかけては徐々に湿気も増え始めるため、胃腸の重だるさが出やすいのも特徴です。
「春のデトックス」を終わらせ、本格的な夏に向けて「余分な熱と水分を溜め込まない体」を作っていくことが、この時期の養生の鍵となります。
3.日常で取り入れやすい方法
心地よい初夏を過ごすための、さりげない日常のヒントです。
旬の「赤い食材」と「苦味」を味方に 立夏からは「心(しん)」の養生が大切です。トマトやイチゴなどの「赤い食材」や、初夏の山菜、ゴーヤなどの「苦味」は、体内の余分な熱を冷まし、気持ちを落ち着かせてくれます。
「汗をかける体」の準備を 本格的な暑さが来る前に、ウォーキングや湯船に浸かる習慣で、じんわりと汗をかく練習をしましょう。40代からの巡りの良い体づくりに、軽い運動は欠かせません。
深呼吸で「気」を巡らせる 小満の頃は湿度が上がり、体が重く感じることがあります。そんな時は、新緑の木陰で大きく深呼吸を。新鮮な空気を肺いっぱいに取り込むことで、停滞しがちな「気」の巡りがスムーズになります。
紫外線対策を「優しく」スタート 一年で最も紫外線が強まり始める時期です。日傘や帽子を活用しつつ、外の光を適度に浴びることで、心のバランスを整えるセロトニンの分泌を促しましょう。
雨が大地を潤し、光が万物を育む「穀雨・立夏・小満」
自然が豊かに満ちていくように、私たちも自分自身を丁寧に慈しみ、内側からエネルギーを満たしていきたいものです。
季節の移ろいに合わせて、少しだけ生活のペースを整えてみる。そんな心の余裕が女性をより輝かせてくれます。
爽やかな風を感じながら、健やかな初夏をお迎えください。
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