川崎アワード
川崎市交通局が入っているソシオ砂子ビル。
私が川崎を回るときに、必ずといっていいほど利用している『市バス』。
市民の“足”となっている市バスを表彰したい!
と、川崎市交通局へうかがいました。
まずは市バスの歴史をお勉強です。
川崎市バス事業は、昭和25年(1950年)12月15日、浜町三丁目~新丸子駅前間でスタート。でもバスが大島営業所(当時)に勢ぞろいしたのは、開業のわずか3日前。制服の支給も3日前だったとか…それはそれは大わらわのスタートだったそうです。
開業時、金刺市長のテープカットの様子。
S30初頭の川崎駅前。
丸い池がありその周りにベンチが置かれていました。
ワンマンバス開始の頃の様子。
人手不足のため、昭和37年(1962年)頃から全国でワンマンカーが増加、市バスでも昭和40年(1965年)5月から御幸線と御幸公園回り西口線で7台のワンマンカーが走り始めました。
その後、およそ10年間をかけて市バスは100%ワンマン化され、黒いカバンを提げた車掌の姿は見られなくなりました。
昭和55年(1980年)頃からは、冷房車の導入、大型方向幕の採用など新たな取り組みが行われました。また、平成2年(1990年)からは深夜バスの運行が開始しています。
その後、人と環境に優しいバスへの取り組みが積極的に行われ、電気式ハイブリッドバスやCNG(圧縮天然ガス)バスの先行導入やエコロジー乗車券(1日乗車券)制度、ノンステップバスも導入され、平成22年4月1日現在、全体の73.6%がノンステップバスになっています。
※詳しくは、
川崎市交通局HPの『市バス博物館』をご覧ください。
初代バス
ボンネット型がレトロ。
2代目バス
昭和の時代に一番がんばっていた形ですね。
深夜バス開始!
ノンステップバス
現在では一番ポピュラーです。
初代ボンネットバスのカラーリングは、現代のバスにもマッチしています!
ボンネットバスなんて、映画でしか見たことない…という方、多いのではないでしょうか?
実は初代ボンネットバスのカラーリングをしたバスが、昨年末から川崎市内を“普通に”運行しているんです。
そのバスに出会えるのは、
川05系統 東扇島循環
川63系統 川崎駅西口~新城駅前
です。ぜひ乗ってみたいですね!
そしてもうひとつ、バスではないけど、市バスのお手伝いをしているかわいい仲間がいます。
それが、こちらの「ノルフィン号」!
市バスの営業所間の連絡や修理など、くるくると市内を走ってお仕事。毎日がんばっていますので、見かけたら手を振ってあげましょう!
※ノルフィンは乗っていません。
ノルフィン号(ブルー)
営業所間の連絡はボクにおまかせ!
ノルフィン号(ピンク)
停留所の修理に走り回っています。
それでは表彰式へレッツゴー!
なんと、表彰する場所まで用意していただき、代表でノルフィンが表彰状を受け取ってくれることになりました!
少し待っていると、颯爽と…いや、ポコポコと歩きながら、ノルフィン登場!
かわさきノルフィンは、元気いっぱい、おちゃめなバスの妖精。
ノルフィンの名前は、
市バスに「乗る」+妖精を意味する「エルフィン」
で、市民の方に名付け親になってもらい、応募作品1,521件の中から選ばれました。
年齢・性別・出身地も秘密。
いろいろ特技もあるみたいだけど、今のところそれも秘密だとか…
ひとつだけはっきりしていることは、ノルフィンは市バスが大好きで市バスに詳しいということ。
市バスが大好きなノルフィンに表彰状を受け取ってもらいましょう!
ノルフィンの頭のてっぺんには、バス停があるぞ!
バスの靴が、こりゃまたかわいい!
表彰します!
みんなもたくさんバスに乗ってね!
川崎アワード受賞を記念して、川崎市交通局よりプレゼント!
川崎市内バスマップ
地図だけじゃなく、おでかけガイドも載ってるよ♪
川崎アワード受賞を記念して、川崎市交通局よりプレゼントをいただきました!
川崎市内バスマップ平成22年12月15日に市バス開業60周年を迎え、作成された「川崎市内バスマップ(500円)」。
市バス・民間バス会社等の路線図及び主要駅停留所の乗り場案内を掲出した専用ケース入り!
バスマップで川崎の達人になっちゃおう!
こちらを、20名の方にプレゼントいたします。
ご希望の方は、下記のページのフォームに必要事項をご記入の上、どしどしご応募ください。
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